22日にこれみち講演会が行われました。会社経営者、教師、医師など様々なジャンルの方からお話を聴きました。その職業を目指したきっかけややりがいなど、生徒も質問をしながら積極的に聴いていました。
~生徒の感想~
1つの例として、みんなが同じ写真を見ても、見え方が全く違っていて、世界は広く多くの様々な人がいることが分かった。だから自分の意見をしっかり持つことが大切で、ものの見方は一方からだけではいけないことが分かった。留学をしたり、海外で働きたいと思っていたが、そのためには英語がすごく重要だと改めて気づき、今のうちから英語の勉強を頑張る必要があると感じた。「予期せぬ出来事がキャリアの8割を形成している」と聞いて、チャンスがあったらすぐにつかみ、選択肢があれば面白い方や難しい方を選ぶようにしようと思った。また、「Do Do Do」で考え込んで躊躇するより行動でチャレンジをたくさんしてみようと思った。
今日、2人の講演を聞いて学んだことは、自分の人生は自由に生きていいということです。私は今まで、大人になったら仕事に追われて大変な日々を過ごすのだろうなと偏見を持っていました。けれど、2人の講話を聞いて共通していたのが、自分のやりたいと思ったことにどんどん挑戦していることです。自分が思ったこと、感じたことを素直に受け止めて、人生を楽しんでいる印象を受けました。私はまだ具体的に将来の夢が決まっていません。でも、やってみたいことがあるので、まずは自分がやってみたいことから視野に入れたいです。人生を悔いなく生きるために、自分の思うままに、たまには何も考えずに自由に生きるのもすごく良いなと感じました。将来、この2人のように自分の職業や人生を人の前で胸を張って言えるように今からできることをやっていきたいです。
今回の2つの講演で共通していたことは、「自分から挑戦する」「やってみたいことをやる」というところでした。これは今の自分にも足りないと思うことでもあって、やっぱり今やりたいことをやらないと後悔してしまうなと思いました。橋本さんの講演では、勉強以外に自分の特技を見つけることが大事だと思いました。自分も今勉強が全然好きでなくて、なりたい職業のためにやっているというだけですが、その夢を叶えるために、勉強を好きになる努力も大切だと同時に感じることができました。
阿部さんの講演では、人に信頼される人間になることが大切だと感じました。人とつながり、信頼されることで、たくさんの人から協力してもらえたり、色々な大きなことができると思いました。これから色々な人と出会っていくので、相手から信頼できるような人間になりたいと思いました。
自分が予期せぬことを失敗ととらえるか、成功ととらえるかで未来は変わるのだと感じました。池田さん、伊藤さんの共通点は「やってみること」、「時間は有限であること」だと思いました。お2人ともジャンルは違うのに、精神がとても似ていて驚きました。池田さんの講話では、起業することを軸に、挑戦と失敗はセットであること、時間=可能性ということ、Do Do Doを意識することなど、力強く面白く教えていただきました。起業すること、ソーラーシェアリングについて興味を持ちました。伊藤さんの講話では、国際関係を中心に自分の選択や、世界での在り方、チャンスをつかむことの大切さを分かりやすく丁寧に教えていただきました。今回の講話で「子供だから」「女だから」ということは関係なく、自分なりの考え、意見をもって物事に取り組み、結果に振り回されずに覚悟をもって生きることを学びました。
1回目はゲームクリエイターの水越さんのお話を聞きました。ゲームクリエイターというと、プログラムの要素が強いと思っていましたが、プランや絵、音などもとても大切ですべての経験が活きる仕事だと教えていただきました。特に記憶に残ったのは「夢を創るアルゴリズム」という話で、小さな目標を積み重ねて課題解決していくことで、大きな目標を成し遂げられる。また、「できる」か「できない」かで考えるのではなく、「やる」か「やらない」かで考えるということでした。2回目の池田さんからは主に起業についての話をいただきました。池田さんの好きな言葉は「Do Do Do」で、たくさん挑戦し、たくさん失敗することが成功への近道だと言っていました。私は失敗を怖がったり、迷ったりすることが多いので、Doを大切にしていきたいと思いました。2つの講話では、通じてトライアンドエラーを重要視していました。自分が今できないことをできるようにするため挑戦をしていきたいです。
(5組 生徒)
〔 新聞記事 〕
「受験や仕事 先輩に学ぶ 酒田東高 多彩な職業、13人講話」 (山形新聞より転載 令和3年9月25日)〔記事はこちら20210925_山形新聞.pdf〕